こんにちは、自家製ラボのなお子(@jikasei_labo)です。最近はインスタで活動しています。
ポン酢って、作ってもすぐには使えないのが難点。いい香り〜!って作ってすぐに舐めてみても
味が馴染むまでに2週間くらいはかかる気がします。
でも、炊飯器でやってみたら、その日のうちに・・・
というか、今すぐ使えるポン酢ができました。
炊飯と保温、両方試してみたら仕上がりがまったく違って面白かったので、記録を残します
もくじ
作り方
それでは炊飯器でポン酢を作っていきます。
めんつゆも炊飯器で最高に美味しくできたので、今回も初回から期待。
材料
- 醤油 150ml
- ストレート果汁(瓶詰め)100ml
- 本みりん 30ml
- かつお節 5g
- 昆布 5g
作り方ざっくり
- 材料を炊飯器に全部入れる
- 炊飯または保温で60分
- ザルでこす
- 香りが足りなければ果汁を小さじ1足す
炊飯と保温では仕上がりがかなり違います。
どちらがいい悪いではなく、使いどころが違う感じ。
驚くべきポイントは、もう2週間寝かしましたっけ?ってくらい味がまとまっていること。
🍲 実験① 炊飯モード(100℃前後・60分)
炊飯ボタンを押して1時間後。ふたを開けた瞬間、ちょっと焦げ臭い匂いがした。
やばい・・・失敗か!? おそるおそる、舐めてみる。
焦げていたのは鍋の側面に跳ねた液だけで、中身は焦げ臭くない。
香りはゼロ。でも酸味はしっかり残っている。出汁の旨味も強い。煮詰まってとろみも少し出ている。
最初は「失敗したか?」と思ったけど、湯豆腐にかけてみたら驚いた。
酸味の角が取れていて、旨味がしっかりしていて・・・・
香りがないのが惜しい。なので果汁を小さじ1追加。
香りが戻ってバランスが整った。
炊飯でできたポン酢は、湯豆腐との相性がとてもいい。
☀️ 実験② 保温モード(60〜70℃・60分)
次は保温。焦げないし、香りも残るんじゃないかと思ってやってみた。
ふたを開けた瞬間、香りがちゃんと残ってる。炊飯とはまったく違う仕上がり。
香りがしっかりしてて、出汁は穏やか。
煮詰まらないから量も倍くらいある。
果汁を追加しなくても、このまま普通のポン酢として使える。
炊飯 vs 保温 比較
どちらもポン酢、でも結構別物です。
項目 | 炊飯モード | 保温モード |
---|---|---|
温度 | 約100℃ | 約60〜70℃ |
香り | 飛ぶ(追い果汁が必要) | そのまま残る |
出汁 | 濃い・旨味強い | 穏やか |
質感 | 少しとろみ | サラッと軽い |
出来上がり量 | 約100ml | 約200ml |
向いている料理 | 湯豆腐、しゃぶしゃぶ | 万能(何にでも合う) |
🧪 香りと温度の話(ちょっと補足)
柑橘の香りは、だいたい70℃を超えると飛ぶ。
だから炊飯モードでは完全に消える。でも、その分出汁がしっかり出る。
保温モードなら香りが残るし、とろみもない。
小さじ1の柑橘果汁を足せば、香りが戻ったので・・・
味の好みで選べば良いですね!
📝 まとめ
炊飯器ひとつで、まったく性格の違うポン酢が2種類できました!
炊飯器って出汁の旨味を引き出すのが上手なんですかね?
めんつゆといい、ポン酢といい、長年作ってきたのに
この炊飯器レシピの方が、完成度が高い!
- 保温60分 → 香りが残る。万能ポン酢
- 炊飯60分 → 香りが飛ぶけど出汁が強い。湯豆腐向き。
- 炊飯のときは果汁をあとから足すといい。
- 出来上がり量は保温が200ml、炊飯が100mlくらい
インスタでは毎日の自家製をストーリーズでも発信しています
ぜひ、遊びにきてください!(@jikasei_labo)
ありがとうございました。