こんにちは、自家製ギーク主婦あさかわだです。
夏、子供は日に何度もアイスを要求してくる。
そんなアイス食べたい魔神を満足させる、自家製アイスを研究中。
今回シェアするのはこんなアイスキャンディーです。
ポイント
-
- 牛乳・ジュースで作れる
- 生クリーム不使用
- 卵不使用
- コーンスターチ使用
- 柔らか食感(サクサク?)
- ジャリジャリしない
- 好きなフルーツやソースを混ぜられる
アイスキャンディーなので、冷やす時に撹拌しなくてOK。でも、コーンスターチの効果で、ジャリジャリしないところが子供たちのお気に入りです。
↓のアイスキャンディーの食感に近いです。
もくじ
アイスキャンディーの作り方
ポイントはコーンスターチにきちんと火を通すこと。火の通りが甘いと粉っぽく感じます。
スーパーでアイスを買うよりは面倒ですが、アイスクリームを作るよりは楽ちんです。
材料
- 牛乳 300ml
- コンデンスミルク※ 80g
- コーンスターチ 小さじ2〜大さじ2
※砂糖を使用する場合は60gくらいで調整してみてください。
甘みは味見で調整してください!家族内でも好みの甘さって全然ちがうのです。
step
1コーンスターチと牛乳を混ぜる
鍋にコーンスターチを入れ、少量の牛乳を冷たいまま加えて、すり混ぜます。
粉がすっかり溶けたように見えたら、また牛乳を少し加えて伸ばしていきます。
でんぷん質が均一になるように、牛乳で少しずつ伸ばします。
牛乳を入れ終えたら、練乳を入れて混ぜ溶かします。味見もしてください。
食感が毎回違うのも、自家製の醍醐味です。
「こっちのほうが好き!」とか「前のほうが良かった・・・」とか、食べてみないと分からないもんね。
step
2コーンスターチを糊化させる
絶えず混ぜながら加熱します。初めは弱火でOK。
デンプン成分が下に沈み込まないように、しつこくかき混ぜます。
少しとろみが付いてきます。
焦げ付きに気をつけながら、火を強めます。
プツプツ気泡が見られてから3分ほど加熱して、しっかり糊化させます。
コーンスターチの糊化は96度と高温で起こります。
湯気が出ただけだと、糊化は不十分。
沸騰近い温度まで上げると、はっきりとトロみがついてきます。
牛乳で作るとクリームシチューのようにもったりします。
牛乳の匂いが苦手な場合は、バニラオイルを数滴混ぜてみてください。
step
4冷やし固める
粗熱がとれたら、容器に移します。冷凍庫で5時間ほど冷やし固めて完成です。氷より早く固まる気がします。
step
5完成!
粉なしのアイスキャンディーならフォークが刺さりませんが、柔らかいのでニュゥっと刺さります。
コーンスターチの混ぜ方 よくある失敗2つ
コーンスターチはトウモロコシのでんぷんを精製したものです。
片栗粉のように、水で溶いて火を通すと「糊状」に変化します。
適当にやって失敗した例をシェアしますので、上手に回避しちゃってください。
なんか粉っぽい
食べられないほどでは無いけど、気にはなるのが粉っぽさ。
原因加熱温度が低い、時間が短い
コーンスターチの糊化温度はなんと96度だそうです。
焦げ付きを恐れ、弱火にしすぎると・・・加熱不足になってしまいがち。
予防方法プツプツ気泡が出てくるまでは温度を上げる
牛乳のタンパク質凝固が60度なので膜が張るかも?と思ってましたが、絶えず混ぜていれば大丈夫のようです。不思議〜
ダマになる
そんなに気にならないけど、見た感じ的に避けたいと感じます。
- コーンスターチを加熱した牛乳に入れてしまった
- コーンスターチと牛乳のすり混ぜが不十分なのに加熱してしまった
- 加熱している時に混ぜなかった
- 鍋肌・鍋底をこそいでしまった。
など
- 加熱する前に、コーンスターチと牛乳をしっかりすり混ぜておく
- 加熱する時は、絶えずかき混ぜる。
- 鍋底にコーンスターチを沈めない。
- 容器に注ぐ前に、濾す
糊化が済むまでは分離・沈殿します。その為、絶えず混ぜる必要があります。
鍋を傾けた時に、底に液がこびりつかないのが理想
アレンジアイスキャンディー
牛乳ベースだけでなく、ジュースでもカルピスでも作れます。フルーツやソースを加えてもGOOD。
コーンスターチの量を調節すると、食感もアレンジできます。
色々試して楽しんでみてください。
ジュースをベースに作るアイスキャンディー
作り方は同じです。
100mlあたりの材料
- ジュースなどの液体系 100ml
- コーンスターチ 小さじ1〜
- 砂糖やはちみつ 適宜
簡単な流れ
- 冷たいジュースなどでコーンスターチを擦り伸ばす
- 甘みが足りなかったら砂糖などで調節
- 加熱して糊化させる
- 凍らせる
要はちょっと甘さを強めの液体なら、なんでも良いんだと思います。飲むヨーグルトとかも。
フルーツやソースを入れる
冷やし固める前に、フルーツやチョコソースなどを入れるとリッチバージョン。
フルーツピュレお好みのフルーツを撹拌してピュレ状にします。
マンゴー、キウイ、いちご、ブルーベリーなど。
粗熱がとれた後に混ぜるだけです。量は適当に入れて味見で調整しています。
シロップ系チョコシロップ、キャラメルシロップ、黒蜜、蜂蜜など。
写真未撮影ですが、家では黒蜜が人気。但し、見た目というか、色が茶色くなる。
食感をクリーミーにする
袋で冷やし固めものをもみほぐすと、ソフトクリームっぽくなります。
この上にトッピングしてもいいですね。クリーム感強く作りたい場合は、コーンスターチを増やしてみてください。
食感をシェークのようにする
凍らせたアイスキャンディーをフードプロセッサーにかけると、シェークっぽくなります。
シャリシャリ感がほしい場合は、コーンスターチを少なめにするか、牛乳に水を100ml程度足すといいです。
アイスキャンディーを作るおすすめ容器
何でもいいのですが、巷で使われているのはこんな感じ。
- アイスキャンディー専用容器
- フリーザーバック
- 製氷皿
百均などで売っているアイスキャンディー専用の入れ物は、見た目的に喜ばれます。
が、手入れが面倒くさい。(バーを折られてしまうことも問題)
あと、冷凍庫での配置・居場所問題。邪魔。
フリーザーバックフリーザーバックは、冷凍庫の場所を取りません。そのまま揉みほぐして食べるのにも便利です。
が、粘性の高いアイスなので、袋にべっとりとアイスが残ります。ちょっともったいない。
製氷皿
蓋がついているタイプの製氷皿なら、スタックできるし良さそうです。
が、百均のプラスチック製氷皿は捨てました・・・。取り出しづらいので、全然続きませんでした。
以降、試していません。でも、次に買うならこれにします。小さめ、取り出しやすそう、あの歯ブラシメーカーこんなのも作ってた。
市販のアイスカップの空き容器
毎年夏はこれで氷を作ってるんだけど・・・最強。そのままスプーンですくえる柔らかさのアイスキャンディーなのでこれでOK。
が、写真のアイス容器は大きすぎる!半量を入れていますが、小ぶりのアイス容器を見つけたら、乗り換え予定です。
あと、お客さんには出しづらいよね・・・笑。出してるけど。
フィリピンでは、お家で沢山作って近所の子供のおやつに売るんだそうです。細長い袋にいれて凍らせるんだって。
コンデンスミルクを手作りする
コンデンスミルクの手作りもできます。
作り方
- 牛乳200mlと砂糖50gを鍋にいれる
- 中火で温める
- 泡立ったら火を弱める
- 焦げないように混ぜながら煮詰める
- かさが半分ほどになったら完成(出来上がり100mlくらい)
煮詰めるだけ。でも、ずっと混ぜていないと焦げちゃうのです。
混ぜずにちょっと目を離したら・・・煮詰めすぎました。
煮つめ過ぎたら牛乳で伸ばせばいいのです。気楽です。
作り方を知ると、買うと損した気持ちになる不思議。
まとめ アイス代節約にアイスキャンディー作っとこ
ジャリジャリの食感が苦手だった手作りアイスキャンディ、コーンスターチのおかげでサクサク食感になりました。
- 砂糖と牛乳があれば作れる
- ジュースでも作れる
- コーンスターチを使うとソフト食感になる
- コーンスターチは冷たい液体で溶かす(すり混ぜる)
- しっかり加熱してコーンスターチを糊化させる
- フルーツやソースでアレンジ可能
- 揉んだらシェイクにもなる
ぜひ、作ってみてください!
今年の夏こそは、アイスクリン・ソルベ・シャーベットの記事を上げるぞ〜
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