気がつけばもう10月、平成29年10月4日は十五夜です。家族はみんな団子が好き。でも私は串団子より、つるっとした食感の白玉が食べたい。沖縄みやげの黒糖が手付かずで残っていたので黒蜜づくりに挑戦してみました。そして、当日は黒蜜きなこ白玉を食す予定!
黒蜜は黒糖と水を煮詰めて作ります。黒糖のアクが強いので上白糖を合わせるレシピもありましたが、要は砂糖を水で煮詰めるということらしい。
ジャムのように冷えたら固まることが容易に想像できるので、とろみ加減を見極めるのに気を張りました。
黒蜜の作り方
- 黒糖、黒糖と同量の水を鍋にIN
- 焦げないように気をつけながら煮溶かす
- かるくとろみが付くまで煮詰める
- 冷えたら完成
簡単というよりは単純!分量も砂糖と水が1:1と単純!
▼参考レシピはこちらです▼
▼上白糖と合わせるレシピも今度やってみたい▼
※追記(平成30年6月6日)
上白糖140g黒糖300g、水440gで作ってみました。黒糖だけで作るよりも、マイルドでした。良く言えば上品。悪く言えば、物足りない。私は黒糖のみの方が好みです、使った黒糖にもよるのかもしれない??
いざ作成!
材料は水と黒糖のみ
こちらがお土産にもらった黒糖。出番がなく引き出しにずっと入っていました。
370g入なので370ccの水で煮溶かします。
鍋に入れて火にかけます
鍋に黒糖と水を入れます。鍋はジャム作りと似ているのでホーロー鍋にしました。果物と違って酸等は影響がなさそうだけども、一応。
水を入れるとジャリジャリ。中火にかけて、まずは黒糖を溶かします。
焦げないように混ぜながら、煮詰めていきます。中火より少し弱くしました。ボコボコするとハネてやけどしそうです。
初めはサラサラですが、煮詰まり始めるとプルンプルンと液体が何かまとまってくる感じがしました。練乳を作った時と同じだ。でも中々変化が現れず、短気な私はもういいような気がしてきます。
かき混ぜるのを少しやめておくと、ぷつぷつ泡がたちました。液体が黒いので分かりにくいですが、やや焦げっぽい匂いがしたので、慌てて火を弱めました。泡も心なしか焦げ茶。
煮詰めるのをやめるタイミングは
市販の黒蜜はかなりドロっとしていますよね。冷蔵保存をすると尚更です。で、この鍋の状態だと「混ぜるとプルンプルン、垂らすとポタポタ」時間にして30分ほど火にかけたところですが、とろりとした感じはまだない。
と、思って40分煮詰めたところで火を止めました。
数時間置いて冷まし様子を見ると、「とろりん」とした黒蜜になっていました。市販のよりはゆるく、でもちゃんと蜜状です。むしろ市販のものより、うっとりするくらいの「とろりん」に感激しました。今日は運が良かった!一発で上手くできた!
画像で「とろりん」をお見せできないのが残念(´・ω・`)
※追記(平成30年6月6日)
冷えるとトロミ加減は大きく変わります。でも、鍋全部が冷えるまで待つのは大変なので、小皿にとってみます。少量だと小皿の温度で冷めた時の状態になりますので、トロミチェックは小皿が便利。
少量を取ってトロミを見て、あとは味見。
実食!素朴でシンプルで黒糖そのものの味
出来上がった黒糖を煮沸した瓶に詰めたあと、鍋に残った黒蜜を味見。
上白糖と合わせるレシピがあるのは、このワイルドで率直な味をマイルドにするためなのか。とても美味しいけれど、アクが強い味とも感じます。十分、本当に十分美味しいけれども!もう一手間かけると、上品さが出てくるのかも。京都っぽい感じの。
明日の十五夜は白玉団子で黒蜜きなこって思っていたけど、わらび餅がいいかもと迷っています。
追記)2017/11/01、やっとわらび餅作った。寒いけどうまし。
続・黒蜜に関係する記事を更新しました!是非読んでください(*´∀`*)