【市販ルウ・コンソメ不使用】早くて美味しい無添加カレーの作り方

2020年11月24日

こんにちは、あさかわだです。2018年から市販ルウ、コンソメの素を使わない無添加カレーを作り続けています。

この記事では「無添加カレーをサクッとつくる方法」をシェアしたいと思います。40分で作って、すぐ食べれるという、市販のカレーに近い簡単さです。この2年間あーでもない、こーでもないと大人の自由研究した結果・・

世の中には数多の本格スパイスカレーのレシピがあります。それらを参考にするとそれは美味しい無添加カレーが出来るのです。でも次のことがネックで続きませんでした。

  • ルウもコンソメも使わずに旨味・コクを出すのには時間と手間がかかり過ぎる。
  • カレーパウダーの辛味調整が難しく、子供が食べられるない場合が多々あった。

で、こういう発想に落ち着きました。

結論:初めから旨味・コクがあるスープで煮る。

そのスープが「ほぼ鶏がらスープ」です。「ほぼ鶏がらスープ」とは、端的にいうと「塩麹で漬けた鶏胸肉を昆布出汁で茹でた時の茹で汁」です。長い・・・つまり鶏ハムの副産物です。旨味が強いと、辛味が少なくても美味しくなります。幼稚園の給食カレーみたいなやつ

スープについてはこちらを参考にしてください。ほぼ鶏がらスープの作り方【簡単・無添加】

早くて美味しい無添加カレーの作り方

材料さえ冷蔵庫にあれば、40分でできます。具材によっては30分かからない。

材料(5皿分くらい)

辛さは中辛くらい、じわり後から辛いです。

  • お好きなカレーの具材(玉ねぎは必須)
  • おろし生姜 1かけ
  • にんにくみじん切り 1かけ
  • ほぼ鶏がらスープ 700ccくらい
  • ウスターソース お好みの量
  • 小麦粉 大さじ4
  • カレー粉 大さじ2(S&Bの赤缶使用)
  • お好みのスパイス(使いたければ)
  • バター30g
  • 片栗粉(薄力粉の半分量)

※辛さとルウの作り方については後半に記載。

作り方

カレーの作り方の詳細は割愛します、ルーの箱裏に書いてあるような一般的な作り方でOKです。

①具材を炒める

にんにく、生姜も一緒に炒めます。辛さを抑えたい場合は、生姜を不使用か少量に。

②「ほぼ鶏がらスープ」で煮る

700cc〜800ccくらいの「ほぼ鶏がらスープ」を入れて煮ます。ルウの箱裏で言うと「水を入れる」ところ。

鶏ハムの茹で汁、通称「ほぼ鶏がら」

③スパイスと小麦粉でルウを作る

具材を煮ている間に、小麦粉とカレー粉を混ぜ合わせ、お玉一杯ほどの煮汁で伸ばします。煮汁は少しずつ入れてください。

バターで炒めていないので、本物のルウではないかも。

④塩気を確認してから、ウスターソースと塩を入れる。

具材に大体火が通ったところで、一旦味を見ます。「ほぼ鶏がら」自体に塩味があるからです。ウスターソースで大体の味を決め、塩は必要に応じて使います。ボケているなと感じたら塩。

ウスターソースは、香味野菜・スパイス・たっぷりトマトで出来ています。一気に求めているカレーに近づくことができます。

旨味が足りないと感じたら、塩の代わりに「醤油」もおすすめです。

ウスターソースは手作りが持続可能な調味料だった

⑤火を止めて、ルウを鍋に入れる。

火を止めてからルウを入れます。少しずつ溶かしながら、一気に入れるとでかいダマが出来ることも。

ルーを入れたすぐはまだ、シャバシャバしています。追加で5分程煮ます。弱火でグツグツしているととろみがしっかりとしてきます。

完成です!

辛さの調整について

カレーパウダーには辛みの出る香辛料が既に入っています。メーカー毎にブレンドが違うので、辛味の出方も違います。

バーモント甘口より甘口が良いという子供たちの為に、辛さを出さない事も研究しました。

辛味を抑えたい場合 効果的な順に

  1. カレーパウダーをごく少量にする
  2. しょうがを使わない
  3. 玉ねぎを多めにして、トロトロになるまで煮る。
  4. すりおろした林檎、黒蜜、蜂蜜等をいれる(但し、馴染んで効果を発揮するまでに時間がかかる)

一度付いた辛味を抑えるの難しいので、初めから辛さを出さないのがポイント

✔ カレーパウダーの量が肝心

少ないと香りも弱まるし、色も薄いのです。スパイスミックスな訳ですから、辛さだけを抜くことはできないのは言うまでもありません。

我が子らは、薄力粉大さじ4に対して小さじ2という極少量のカレーパウダーで「辛うま〜」と言います。大人からするとカレーとは言いがたい辛さです。

幼稚園の給食のように、旨味はあるけれど辛みはないカレーです。

✔ 生姜の辛みは結構強い

生姜の辛みは侮れません。カレーパウダーを減らしても生姜が多いと辛いと思います。じんわり後からくる辛さの元になっています。

✔ 果物の即効性は期待できない

果物は入れてすぐに甘みが添加されますが、味が馴染んで食べやすくなるのは一晩程置いてからです。入れてすぐは、香りが甘ったるく味も悪目立ちするのでお薦めしません。時間を置く余裕があれば、隠し味としては良いかも。

✔ 玉ねぎの甘さは侮れない

玉ねぎをクタクタになるまで煮ると、スープに甘みがたっぷり溶出します。飴色玉ねぎは時間がかかるけれど、小さめに切った玉ねぎをクタクタに煮るのは比較的早い。何より、玉ねぎの甘味は自然で、なじませる時間が入りません。

辛味を出したい場合

カレーパウダーや辛みのあるスパイスを加えたり、香味野菜を増やしたりすると辛味が強くなります。玉ねぎや林檎を減らしても辛みは強くなりません。

  1. カレーパウダーの比率を多くする。
  2. 生姜を多くする
  3. チリペッパー、ブラックペッパーを足す

✔ カレーパウダーを多くする

香り等スパイスのバランスがそのままで、辛くなります。一番手っ取り早いです。

✔ 香味野菜を多くする

おろし生姜・・・後からくるじんわりした辛味をだします。

南蛮、激辛南蛮・・・具材として入れると、辛みアップ。みじん切りだと、食べやすい。

✔ スパイスを足す

チリペッパー(粉唐辛子、一味)とブラックペッパー(胡椒)は辛みを出せるスパイスです。

他のスパイス(カルダモン等)は香り要員です。

ルウの作り方3種

ルウの付け方も色々あります。味や手間、時間、洗い物の量などが違いますので、状況とお好み合わせて変えてみてください

※分量は水700mlに対して

小麦粉で作るルウ

先程紹介したルウです。カレー粉と合わせる前に、小麦粉をきつね色になるまで炒める方がより香ばしいです。

特徴:あっさり

感想:洗い物が少ない、簡単。くどくないのでお気に入り。時間がある時は炒めます。

小麦粉とバターでつくるルウ

特徴:コクと香りが出る

感想:私は胃もたれするようになりました、胃に重たいです。体調に応じて。洗い物ギトギトします。

<作り方>

①フライパンで薄力粉(大さじ4)とバター30gを弱火にかけて練ります。

初めはもそもそしますが、突然とろーりとしてきます。
薄力粉が少量だったため、見るからに緩めです

そこにカレー粉を大さじ2(子供用だったら小さじ2くらい)を入れてさらに練ります。

バターの代わりにサラダ油でも良いです。少しクドさが緩和する気がします。

片栗粉と薄力粉で作るルウ

特徴:カレーうどんのカレーのようにぷるっとした食感

感想:さっぱり軽い。中華あんかけのような食感。だが、カレー好きな夫Y氏には不評。

<作り方>薄力粉1:片栗粉1:カレー粉お好みを水で練ります。

大さじ2ずつで作っています。カレー5皿分ぐらいの量ならちょうどいいです。

写真のカレー粉は大さじ1弱くらい

ふりかけ方式

あまりお薦めしませんがこういうやり方も有ります。煮込んだ後の鍋に小麦粉、カレー粉をふりかけます。

<特徴>ダマになりやすく、失敗が多い

<感想>ダマがあってもいいから早く作ってしまいたい時に。

①小麦粉とカレー粉を合わせます。

カレー粉と小麦粉を混ぜて保存しておくともっと楽。

火を必ず止めます。そのあと振るいながら入れて、混ぜてを繰り返します。

ダマにしないコツは、少しずつ入れて、何度も混ぜながら溶かすことです。ジャガイモが無いときにどうぞ。

秘技 直接ふりかけ

煮こむ必要のない具材の時に使える秘技です。

<特徴>挽肉のカレーの時にはお薦め、煮こむ方法にはむかない

<感想>挽肉の時楽。楽なので、挽肉のカレーばかり作ってしまう。とにかく早い。

<やり方>

①炒め終えた具材に、直接小麦粉やカレー粉をふりかけます。

②「ほぼ鶏がら」を注ぎ、ウスター等で味の調整をします。

挽肉のルウカレー(S&B)

無添加カレーを作り続けるにあたって

無添加カレーに挑戦し始めたころの自分の悩みに、今の自分が答えます。

Q. 市販のルーに慣れた家族の舌を満足させられるだろうか?

A. 少しずつ慣れてくるので大丈夫

市販のルウに慣れていたので「カレーはジャワだなあ」という思いは暫く続きましたが、改良しつつ作り食べ続けて来ました。今では市販のルウカレーを頂くと、「美味しいけれど、コレじゃない」等と言います。親戚や友人の家で食べる時は、発言に気をつけさせる。

初めはカレーパウダー(赤缶など)から作ってみるのがお薦め。お馴染みな味かと。

Q. 市販ルウのように、「時間が無い時、困った時のカレー」ではないよね・・?

A. 材料さえ用意してあれば、忙しい時でも作れます。

時間をかけなくても旨味が出ます。材料さえあれば、炊飯中に作れるようになります。

とはいえ、初めから気楽には難しいでしょう。家族好み、お気に入りの配分が分かったら早くなります。スパイスと小麦粉を合わせたオリジナルカレー粉を瓶に詰めればもっと時短。

Q. 無添加のウスターソースなんて見たことも、作ったことないんだけど・・・

A. 是非作ってみて欲しい!が、買うのも良いかと思います。

ウスターソースに少し入ってるくらいは目を瞑るわ!って思ってもいいと思います。もちろん無添加のものを探して購入もいいですし、どこまでやるかなんて、自由です。

ただ、自家製のウスターソースは自信を持って常備をおすすめする調味料の一つです。なぜなら、コスパもよく洋食系の物が全部美味しくなるからです。ナポリタン最高です。

ウスターソースは手作りが持続可能な調味料だった

Q. カレー粉自体は安心なのかな?

A. 着色料等、食品添加物は入っていないものが多いようですが・・・

原材料のオーガニックにこだわる商品もあります。どこまで気をつけたら安心出来るかは人それぞれ。

振り返ってみると、自分は人目を随分気にしていた気がします(笑)

簡単だから作り続けられる、美味しいから食べ続けられる!

やれる範囲で楽しみましょう!

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