こんにちは、自家製ギーク主婦ブロガーあさかわだです。
「無添加カレーをサクッとつくる方法」をシェアしたいと思います。
寝かせず、なじませず、すぐに美味しいカレーが食べたい。市販のルーカレーの様に!
通常、市販のルウや顆粒コンソメを使わないルーカレーを作る場合は時間がかかります。
野菜や肉の旨味が馴染むまで、2日程度寝かせることで美味しいカレーになります。
で、次のようなカレーの作り方になりました。ルーカレーとスパイスカレーの2種類あります。
無添加ルーカレー
- 初めから旨味があるスープで煮る
- とろみは小麦粉を溶かすだけで付ける
旨味があるスープというのが「ほぼ鶏がらスープ」です。端的にいうと鶏ハム作成時の茹で汁です。
無添加スパイスカレー
- カレーペーストを使う
「カレーペースト」は、玉ねぎやにんにく・パクチーなどのみじん切りを混ぜ合わせたものです。
冷凍/冷蔵保存しておきます。また、市販品にも似たものがあります。
どちらのカレーも、材料さえ揃っていれば、市販の箱カレーに負けないくらい簡単です。
自家製カレーにありがちなお悩みと共に、作り方をシェアしていきますので、美味しい無添加カレーを楽しんでみてください。
この記事で分かること
- 無添加ルーカレーの作り方
- 無添加スパイスカレーの作り方
- お子様カレーの作り方(辛味の押さえ方)
もくじ
簡単・はやい!無添加ルーカレー
材料さえ冷蔵庫にあれば、40分でできます。具材によっては30分かからない。
材料(5皿分くらい)
材料
スパイスはカレーパウダーに変えてもOKです。
ただし、初めから辛味が強めに入っているものが多いので、お子様用のカレーには向かないと思います。
作り方
カレーの作り方の詳細は割愛します、ルーの箱裏に書いてあるような一般的な作り方でOKです。
step
1具材を炒める
にんにく、生姜も一緒に炒めます。辛さを抑えたい場合は、生姜を不使用か少量に。
step
2ほぼ鶏がらスープで煮る
700cc〜800ccくらいの「ほぼ鶏がらスープ」を入れて煮ます。
ルウの箱裏で言うと「水を入れる」ところ。
「ほぼ鶏がらスープ」というのはこんな感じ。
塩麹漬け鶏ハムの茹で汁です。鶏団子の煮汁でもOK、要は鶏の旨味のある汁です。
step
3簡易ルーを作る
具材を煮ている間にルーを作ります。
小麦粉とカレー粉を混ぜ合わせ、お玉一杯ほどの冷たいスープか水で伸ばします。
ダマを作らないために
冷たいスープか水で溶きます。
お玉いっぱい分の煮汁を少し冷ましてから使っても大丈夫です。
step
4スープに味付けする
野菜や肉が煮えたら2のスープを味見をします。ほぼ鶏ガラスープ自体に塩気があるためです。
塩気の雰囲気が分かったらウスターソースで味付けをしていきます。
ウスターソースは、香味野菜・スパイス・たっぷりトマトで出来ています。
一気に求めているカレーに近づくことができます
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うーん味がボケてるなあ、っていう時は実は「塩」が有効。
旨味が足りないと感じたら、塩の代わりに「醤油」もおすすめです。
step
5火を止めて、ルーを溶かす
火を止めてからルウを入れます。ボコボコ沸いているスープだと、でかいダマが出来ることも。
追加で5分程煮ます。弱火でグツグツしていると、とろみがしっかりとしてきます。
とろみ加減は、薄力粉で自由に調整できます。もったりでもサラサラでも。
粉っぽさ防止のために
ルーをよくすり混ぜたあと、小麦粉に火を通すために煮込みます。
小麦粉のデンプンが熱と水分で糊化すると、とろみがつきます。
これにて完成です!
カレーにとろみを付ける方法 3種
とろみの付け方も色々あります。味や手間、時間、洗い物の量などが違いますので、状況とお好み合わせて変えてみてください
小麦粉のみで作るルウ
紹介したルウです。
特徴:あっさり
感想:洗い物が少ない、簡単。くどくないのでお気に入り。
小麦粉とバターでつくるルウ
一般的にルウというのは小麦粉と油脂を合わせてスープのつなぎに使うものなんだそうです。(情報元:ハウス食品Q&A)
特徴:コクと香りが出る
感想:ずっしり濃厚。アラフォーになって、今ちょっときつい。
洗い物はベトベト
作り方は、小麦粉で作る固形ルウと同じです。冷やし固めれば、固形になります。
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片栗粉と薄力粉で作るルウ
片栗粉のレシピはチラホラ見ますが、正直なところ「作れなくもないが・・・」という感じ。
特徴:カレーうどんのカレーのようにぷるっとした食感
感想:さっぱり軽い。中華あんかけのような食感。だが、カレー好きな夫Y氏には不評。
作り方
- 薄力粉:片栗粉:スパイスを同比率で混ぜる
- 水で練る
- 火を止めたスープに溶かす
次の項では小麦粉を使わないスパイスカレーを作っていきます。
無添加スパイスカレー
煮込まない分、とっても早い!速攻作れてめちゃくちゃ旨い。ココナッツミルクを常備しておこうって思いますよ。
材料
材料のメインはカレーペースト。簡単に作れ、冷凍保存が便利です。作りたくないなっていう人には市販品にもよいものがありました。
材料
- カレーペースト(香味野菜のペースト)
- 鶏もも肉 100g
- 塩 小さじ1
- クミン・ターメリック・コリアンダー等スパイス 小さじ1ずつ
- チリペッパー 小さじ1/2 〜
- ウスターソース 30ml
- トマトピューレ(カットトマト等)100g
- ココナッツミルク 100ml
もちろん、カレーパウダーを使ってもOK
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なかなか安心な原材料のカレーペーストを見つけました。作り方はほぼ同じ。
作り方
二人分なら15分で作れる最強のカレーです。
step
1カレーペーストを溶かし炒める
熱したフライパンに凍ったままのカレーペーストを入れ、溶かしながら炒めます。
step
2スパイスを混ぜる
スパイスも先にペーストに混ぜてしまいます
step
2鶏肉を炒める
カレーペーストと絡めるように炒めます。
鶏肉を大きく切りたい場合は、前述のほぼ鶏ガラスープを少量いれて少し煮てください。
step
3トマトピューレ・ウスターソースを入れる
およそ火が入ったら、トマトピューレ、ウスターソース、塩を入れて味付けします。
合わせて軽く煮ます。
塩は鶏肉に揉み込んでおいても良いです。
step
4ココナッツミルクを入れて完成
コクアップの為に、ココナツミルクを入れます。
ひと煮立ちして、完成です。
辛さを抑えたカレーを作りたい場合
一度付いた辛味を抑えるのは難しいので、初めから辛さを出さないのがポイントです。
辛くしない方法
- カレーパウダーを使わず、辛味の出ないスパイスで作る
- 生姜を使わない
カレーパウダーはスパイスミックス。辛みが出るチリペッパー、ブラックペッパーが入っている事がほとんどです。
クミン・ターメリック・コリアンダー・カルダモンなどのパウダースパイスは辛みがありません。
これらを合わせて、オリジナルのカレーパウダーにすれば、辛みがでません。
生姜の辛みは侮れません。じんわり後からくる辛さの元になっています。
子供用のカレーなら極少なく、もしくは使わないという手もあります。
りんごなどの果物は入れてすぐに甘くなりますが、馴染んで食べやすくなるのは時間を置いてから。
入れてすぐは、香りが甘ったるく味も悪目立ちするのでお薦めしません。
時間を置く余裕があれば、隠し味としては良いかも。チョコや蜂蜜、隠し味と呼ばれるものは大体同様です。
まとめ 無添加カレーは作り続けられる
子育てに忙しい日々の中で、カレーはまさに救世主。でも箱の裏を見て・・・・となっていた方。
無添加カレーは作れます!
- 旨味のあるスープで煮込む
- スパイスと薄力粉は伸ばし溶かすのみ
- 野菜のみじん切り&飴色玉ねぎは暇な時に!忙しいんだからカレーペーストを使う
- 辛さをだすのはチリペッパー、ブラックペッパー、生姜