和のだし

即煮出しのいりこ・昆布だし【浸水しない簡易版だし】

2017年11月15日

こんにちは、あさかわだです。だし生活が長くなり、もはや高級だしパックも顆粒だしも受けつけません。

だし生活をしていて、「顆粒だしがあったらなあ!」と思った瞬間はこちら

  • 昆布やにぼしを浸水し忘れた
  • 突然の献立変更、味噌汁がどうしても欲しい
  • にぼしの内蔵をむしる手間をも惜しみたい

要するに、だし素材の浸水時間が惜しいくらい急いでいる時です。しかし、本当に急いでいる時は浸水はスキップできるんです。

旨味を十分に引き出すとは言い難いけれど、日々の味噌汁には十分のだしが引けます。コンロが一つ使えさえすれば、他のおかずの用意をしている間に0から味噌汁が作れます。

この記事では、即席で煮出す「にぼし・昆布のだし」をシェアします。

即煮出し「にぼし・昆布のだし」作り方

普通に煮出すだしの取り方と殆ど同じです。手間は最小限です。

材料

  • にぼし(にぼし)水の量の1%
  • 昆布 水の量の1%

だし素材の総量は水量の2〜3%が目安です。

作り方

鍋に水を入れる

我が家では通常800mlで作ります。目分量です。

鍋に水を入れます

小鍋にこれくらい!よく作る量がおよそ何mlかを知っておくと便利。

にぼしと昆布を用意する

にぼしと昆布を水の量の1%ず用意します。800mlなので、にぼし8gと昆布8g。

慣れるとおよその量で作れるようになります。最初の頃は下処理しながら量っていました。

昆布計量

我が家の昆布は一枚3gくらい。大きめ小さめで誤差が1gずつと認識。

にぼしは頭と腸をむしります。初めはすごく億劫な気がしましたが、ミニトマトのヘタを取るみたいなもんです。

いりこ

にぼしは個体差が大きいので、予測が難しい。

鍋に投入して、弱火にかける

にぼしと昆布を投入してすぐ、弱火にかけます。

沸騰に10分以上かかるくらいの弱火です。10分ほどで香りと色が出てきますが、時間が許す限り弱火で煮出します。

急いでいるのでしばらくなんて置きません。すぐ火にかけてしまいます

※具材が人参や大根などの根菜であれば一緒に入れてもOK。だしを取りながら茹で始めてしまいます。

昆布を取り出す

沸騰する前に、昆布を取り除きます。にぼしは入れたままでも、取り出してもお好みで。

即席煮出しだし完成

昆布を取り出した後。にぼし子供が食べやすいように小さくしてあります。

だしの作業は完了。味噌汁の具を煮て味噌汁を作ります。

所々に見える黒いのがにぼし。

給食は残さない息子K
給食の味噌汁にはにぼしが入っているよ〜!

味について

  • 顆粒だしのような強くてダイレクトな旨味ではなく、まろやかな旨味です。
  • 強火でグラグラ煮てしまうと、エグみや生臭さ、磯臭さが出ます。

だしの引き方よりも、だし素材の質・量の影響の方が大きい

だし素材の質や使用量は、味に大きな影響力があります。

  • 古くなったり、酸化したり、変色があるにぼしを使うと、生臭さが出る。
  • 水に対して多すぎるだし素材を使うと、生臭さを感じる

特に、にぼしが顕著です。開封直後の煮干しのだしは本当に美味しい!そして日々味が落ちてくる。

にぼしの保存方法については、出汁専門店「おだし香紡」さんの「まいにち、おだし」がとても参考になりますよ。

だし生活を続けるために

だし生活を続けるには、完璧を求めないことも大事だと思います。

  • だしの引き方が合っているか不安
  • 温度や火加減を忘れてしまった

でもレシピを見る時間がない!急ぎたい!

そんな時は覚えている範囲で十分。完璧じゃなくてもOK。

だしに限らず、何でもそうだと思ってます。それに、食品添加物入の高級だしよりも素朴で美味しく、何より安心です。

かつお節と昆布の合わせだしの作り方【簡単】

↑こちらの記事では、だしの引き方2種類(基本・手軽)をシェアしています。

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