たらば・ずわい・毛ガニ・花咲 北海道4大ガニの違いは?

2021年1月20日

こんにちは、あさかわだです。突然ですが、本記事ではカニについてシェアしたいと思います。

というのも、コロナで実家に帰省もできないし、カニでも送ろう。そう思って実家にラインしたんですよ。近年はカニを避けていましたので、久しぶりのカニです。

  • 「ねえ、お母さん、どのカニを送ってほしい?」
  • 「うーん、よく分かんないから、おいしいやつなら何でもいいよ(適当)」

・・・もー!!!それじゃアブラガニ送るからね(●`ε´●)

と、思いつつ、今まで実家に複数回送ったカニは全て「イマイチ」だったことを思い出しました。業者選びは大事ですね。

カニ🦀って高いし、そんなに食べたことないし、そもそもすごく美味しいと思ったことがないしなあ😂

種類がたくさんあるけど、どれがどれだか分からなくなるのよ、そんなに食べないないもん😩

カニ食べ放題はあるけど、そんなに食べらんないから行かないし、家🏠でゆっくり食べたいし😌😌😌

<引用/あさかわだの母(61)のライン> ※かに○宗のランチも1,000円なら行くけど、1500円なら行かないそうです。

心より反省してこの記事をしたためます。

  • どのカニが美味しいのかな?
  • どういう風に食べると美味しいのかな?
  • どこで買ったらいいかな?
  • 扱いは難しい?

できるだけ、簡単シンプルに「○○カニを食べてみたいわ」と、選べるくらいの内容をシェアしていきたいと思います。

北海道に嫁いだ娘が母に送る「北海道4大カニ、大体こんな感じ!」

始まり始まり!

  • ※量や値段は業者によって差がありますので、よく見極めてください。
  • ※画像は北釧水産、網走水産の商品ページ(説明ページ)に飛ぶようになっています。

※北釧水産の2020年内の販売は一旦停止しています。人気すぎましたね・・・売り切れ御免状態。買っといてよかった!

たらば蟹 

たらば蟹はこんなカニ

あさかわだ
別名「King of Crab」蟹の王様。とにかくでかくて迫力と食べごたえが満点だよ。

主な産地

ほぼ外国産(ロシア・アラスカ等)

オホーツク海、それより北のベーリング海が大きな漁場です。

Bering Sea (Japanese)
Demis and User:Batholith, Public domain, via Wikimedia Commons

遠い場所で採れたものは船上で加工されたり、近隣の港で加工され空輸されたりしています。

およその価格

一尾 1.7kg〜1.9kg/19800円 (参考:北海道網走水産

一尾 3kg/33000円 (参考:北海道北釧水産

※送料は別途かかります。網走水産は15000円以上購入で無料。

大人2人分の量

一肩/1 〜1.5kg/1万円程度

外見

  • 甲羅の横幅は20センチを超え、足を広げると1mになるものもある。とにかく大きいカニ。
  • 短くて太い棘で覆われていて、ごつごつしている。
  • 足の数爪をいれて4対・・・と見せかけてじつは甲羅のあたりに小さな1対がある。
  • アブラガニとよく似ています。タラバと称してアブラガニを売る業者もあると言われています。(バラ足など)

※カニは足が5対。4対なのでヤドカリの仲間ですよ、というのが「カニじゃない説」生物学上はカニじゃない。

特徴

  • 太さがあるので、頬張ったときのしっかりした食感とジューシーさを存分に楽しむことができる。
  • 茹でたたらば繊維は刺繍糸の束みたいに太いが柔らか。噛めばカニ汁がじゅわ~と出てくる。
  • 甘みと甲殻類特有の旨味。
  • 火を入れることで、甘みが引き立つ。
  • 味噌は食べない。
  • 内子は食べられる。(しかし、オスの方が美味しく市場価値が高い)

タラバのカニ味噌は食用にむかないので、取り除かれてから茹でます。そのまま茹でると、流れ出ちゃうんですって。

発送方法

冷凍・・・ボイルした物を冷凍 、生のタラバを冷凍

生のタラバはポーションになっていたり、足だけだったりと小さく加工されたものです。ボイルには姿・肩付き足・足だけ・ポーション、など色々な形態があります。

活タラバ・・・捌くのが大変なので一般的では有りません。市場に5万円くらい持って行けば買えます。

おすすめの食べ方

<ボイル冷凍>

  • 解凍後そのまま
  • 解凍後、ホットプレートやフライパンで「蒸しがに」「焼きガニ」

鍋に入れる人もいますが、既に火が入っているのでそのまま食べるがおすすめです。

<生タラバ冷凍>

鍋系はだしのおかげで、最後の最後まで美味しい。焼きはなんとも言えない香ばしさが最高。

  • カニしゃぶ、カニ鍋 (カニ鍋からのカニ雑炊、火の入り具合も好みで思うままです。)
  • 炭火やグリルでの焼きガニ

ずわい蟹 オホーツク海 10月~5月末 

あさかわだ
松葉ガニ・越前ガニもこれ!

本ずわい蟹はこんなカニ

主な産地

カナダ・ロシア・北海道・日本海側

タラバと同じく国内の漁獲高が減っています。たくさん輸入しています。国内産はとても高級です。

およその価格

一尾 800g〜1kg/5980円 (参考:北海道網走水産

一尾 650g/4480円 (参考:北海道北釧水産

カニしゃぶ用ポーション1kg/40本/13200円(参考:北海道北釧水産)※2L

※送料は別途かかります。網走水産は15000円以上購入で無料。

大人2人分の量

二尾 1300g/9000円くらい

カニしゃぶポーション 1kg/20本/13980円 ※4L

大きい物一尾を2人で分けるのでも十分楽しめます。小さいものや身入りの少ないものもあります。

外見

  • 甲羅は10センチくらいなのに、足の長さはその3倍近くある足長さん
  • つるつるした殻。トゲが少なく、毛がないので、扱いやすい
  • 茹でるときれいな赤色になる

特徴

 

  • 細い繊維で繊細な柔らかさ蒸しガニはフワっと。生ズワイのカニしゃぶはトロっと。)
  • カニ味噌が絶品(姿で蒸しズワイを購入すると、カニ味噌が楽しめます。)
  • 流通量が多い。その質はピンきりで、イマイチな商品も沢山流通している
  • むしろ本当に美味しいズワイガニを得るには事前の調査が必要。

ずわいの足だけ・訳あり・規格外など、お求めやすい価格のものも多いです。ただし、中にはスカスカ、水っぽい、生臭いものもあります。(私は実家にこういうのばかり送っていた・・・)

発送方法

冷凍・・・ボイルした物を冷凍(肩・足、姿、肩付きの足)、生冷凍(足、肩つき足、しゃぶしゃぶ用むき身、刺身用むき身)

活ずわい・・・冷蔵便です。送られ方は業者によりけりですが、活ずわい自体の販売は多くない模様。購入未経験ですみません。

あさかわだ
ズワイは足も長いし、動いてたらやや怖い。カニに慣れた人向けです。
Y氏
活初挑戦なら、毛ガニからがいいんじゃないかな。

おすすめの食べ方

<活ずわい>

刺し身、焼きガニ、茹で、しゃぶしゃぶなんでも御座れ。かに味噌も甲羅酒も最高。カニ味噌は火入れ前はとろとろなんですよ。

<ボイル冷凍>

解凍後そのまま召し上がれ!タラバ同様に温めてもOK、但し2度茹で、電子レンジはNGです。

私はそのまま食べてましたが、温めいいですね!

<生冷凍のポーション>

カニしゃぶ用に売られているものが多いと思います。昆布だしにくぐらせて、ポン酢麺つゆでいただきます(タレは使ったことがありませんが、ついているものもあります)

最後にカニエキスがたっぷり入った鍋にご飯を入れて、カニ雑炊。あぁああ・・・(ため息)

毛ガニ 

あさかわだ
毛ガニは大好きだけど、身のぽっろぽろが 散らかるのが大変なんだよなー、ボロ布巾とウェットティッシュが役立ちます。

毛ガニはこんなカニ

主な産地

画像:北釧水産より

道内各地でとれるカニです。北海道のスーパーではボイル冷凍毛ガニが通年で買えます。(あまり買わないけれど)

ロシアからの輸入物も出回っています。

およその価格

一尾で買うことが多いですが、重さ、業者によってかなり値段が違います。

北釧水産:活毛ガニ

ボイル冷凍2尾 800g/8800円 (参考:北海道網走水産

活1尾 450g/6570円 〜 900g/13950円(参考:北海道北釧水産

ボイル冷凍1尾 450g/6030円 〜 500g/6700円 (参考:北海道北釧水産

※「#元気いただきますプロジェクト」対象商品の為、現在(2020/12) 送料無料 です。

大人2人分の量

一人一尾食べたら大満足だけど、大きめのものなら半分ずつでも十分かも。

2尾/8800円 〜 13000円

外見

  • 4大ガニの中では一番小ぶりで足も短い。
  • 毛がびっしり生えている
  • 茶色っぽい。茹でても鮮やかな赤というよりは、赤褐色。

特徴

  • 身は甘く、実に美味。適度に柔らかい。
  • 体が小さいため、可食部が少ない。剥くのが大変。(しゃぶしゃぶや鍋にするほど食べる部分がない。)
  • 足よりも甲羅の下に身が詰まっている。
  • カニ味噌に定評がある

発送方法

ボイル冷凍・・・一尾まるまるで売られています。

活毛ガニ・・・おがくずにまみれて、冷蔵便で送られてきます。

おすすめの食べ方

<活毛ガニ>

  • 自分で茹でガニ(そんなに難しくないし、一番美味しい食べ方)
  • 刺し身

<ボイル毛ガニ>

  • 解凍後、そのまま食べる。

「冷たいほうが甘みを強く感じる」という意見もあります。

  • 解凍後、蒸し器で15分ほど温めてから食べる。

温かいほうが美味しいという意見もあります。確かにカニの良い香りがしますね。

あさかわだ
面倒といえば面倒で、私は上等なカニのみ温めます。

<活・ボイルともに>

  • 甲羅酒

「味噌を食べ終わった甲羅」を焼き、水気を飛ばしたあとに日本酒(できれば熱燗)を注ぎます。温りかけた「ぬる燗」くらいが個人的に好き。

花咲がに(漁期 4月~9月)

北海道の根室など、漁場が限られているレアなカニ。タラバガニ、アブラガニとの近縁種。

花咲がにってこんなカニ

カニ玄人向けなカニなので、ざっくりシェアします。根室の食堂で食べた鉄砲汁でしか、花咲ガニを食したことがない。

特徴

  • 甲羅の幅は20センチほどにもなる大きいカニ
  • 全身に大きな棘があり、殻は厚くて強い。扱いづらいの難点
  • 茹でると真っ赤になる
  • 春先内子・外子を楽しむことができる。
  • 味噌も食べられる
  • 独特のコク、臭いがある。とても好きな人もいれば、敬遠する人もいる。
  • えびのようなぷりぷり感、深い甘さと評されたりします。

1尾で700g、4550円くらい・・・と考えると4大ガニの中ではお安いです。

食べ方

  • 茹で蟹
  • 鉄砲汁(根室地方の郷土料理で、ぶつ切りのカニ足とカニ味噌の入った味噌汁)
  • 外子・内子(内子→塩漬け、外子→醤油漬けらしい。)

独特のコクと臭い。一尾買って検証するにはややリスクを感じます。運良く食べる機会がないかと、虎視眈々と伺っている感じ。

美味しく食べるために気をつけること

あさかわだ
4大カニの区別がついたところで、一つだけお母さんに押さえておいてほしいことがある。

冷凍のカニは解凍の仕方が大事!!ボイルと生では違うからね!

ボイル冷凍のカニ

ボイルカニ(浜茹で・茹で上げ等)は冷凍されてお届けされます。

自然解凍してしまうと、旨味と水分が流れ出てしまいます。また、レンジでチンも身がボロボロになるのでいけません。

解凍の仕方の説明書が入っているはずなので、まずは熟読してください。で、その通りにするのが一番だと思います。ここでは一案をシェアします。(結構業者さんによって違う)

ボイル冷凍ガニ 解凍方法

カニの向きが肝心です。甲羅が下で、ふんどしが上。そういう風にカニを置いてください。

  1. 凍ったカニをキッチンペーパーで包む、輪ゴムつけっぱなしでOK(甲羅が下)
  2. ビニール袋に入れる(臭い対策)
  3. 皿やバットに乗せる(多少水分が垂れるので)←甲羅が下!
  4. 冷蔵庫に入れて、24時間(タラバは36時間くらい)

8割方溶けたら、取り出して捌き始めます。終わる頃には食べごろです。

甲羅を下にするのは、カニ味噌や旨味成分が流れないようにするためです。

ボイル冷凍ガニ 温めたい場合

<蒸す>

  1. 解凍後、室温に30分程度置く
  2. 蒸気が上がった蒸し器で3分〜5分蒸す

蒸し器の使い方←水滴が落ちてこないように、蓋に手ぬぐい巻いてね。

<焼く>

殻が付いているズワイやタラバは、解凍後、半分殻を剥いてホットプレート等で焼いて食べると温かいです。

生冷凍カニ(ポーション含む)解凍方法

急速流水解凍で半ナマを目指す。

  1. ジッパー付き袋にカニを入れる
  2. 流水をかける(15分〜20分)

袋の上から殻を押して、弾力を感じたら十分です。8割と言わず6割り程度の半ナマが理想。

※業者さんによっては氷水解凍をおすすめしているところもあります。

品質の良いカニを手に入れるには

 カニの専門店を探す

「カニならとりあえず外さないでしょう?」

残念ながらNOです。身も蓋もないですが、「実入り」「鮮度」「茹で方」「解凍の仕方」で味も感動も全然違います。スカスカで水っぽいカニなら、せっかくのカニでも「こんなもんなの?がっかり」は大いに有りえます。カニチャーハン、蟹サラダ行き。

  1. 良いカニを手に入れる
  2. 解凍 or 茹で加減を成功させる

逆に言えば、この2つを成功させれば美味しいカニを食べられます。

「カニの専門店」で買う理由

本音を言うと、お住まいの地域の場外市場などで直接買うのが一番確実なのです。

場外市場でプロから買ったカニが「スカスカ」「水っぽい」「生臭い」なんて、名折れですよね。なので、そんなカニは仕入れないし、売らないのです。

  • 確実な品質管理、鮮度管理がされている
  • 高いが質の良いものが揃っている

では、お取り寄せの場合はどうでしょう。原理は同じです。

「カニの品質で売っています!」みたいな店は、評判の為にも、今後の経営の為にも、消費者の期待を裏切れない。つまり高品質なものしか売れないのです。

殻を剥いただけの茹で蟹を頬張って「あま〜〜い!!」と言いたい人は「カニ、カニ!」言っている店で買いましょう。

良いカニ店の見つけ方

カニは元々高級品です。そこを忘れて、何度か安さに釣られた失敗をしてきました。

確実なのはこんな店です。

  • ロゴや店名に「かに専門店」の表示がある(○○ガニ専門だと、より確実)
  • 値段やメガ盛りではなく「品質」をアピールしている。
  • 自社HPがあり、こだわりについて詳しく説明がある(仕入れ・品質・発送方法等)
  • 問屋さんを介していない、直接買い付け(流通コストカット、プロの目利きがいる証拠)

写真をお借りしている、北釧水産さんは条件にかなったお店です。

値段が他のショップよりもお高めですが、品質についての高評価っぷりを見るとそれも納得です。

  • 蟹問屋からのネットショップに進出した経緯があり、蟹の目利きには定評がある。
  • 全国の中央市場に卸している。
  • 小売を通さずに全ての工程を自社で行うため、流通コスト削減、品質管理が行き届いている。
  • 平成3年より創業し、栄枯盛衰の移り変わりが激しい蟹業界で長く営業されている実績がある。
  • 多くのカニ通販紹介サイトで「品質がよく、北釧さんは外さない」と称されている。

ホームページには溢れんばかりのカニ愛。カニについてのこだわりがぎっちりと記されています。


確実に喜ばせてくれるであろう、安心感たっぷりのお店です。私も両親へのカニを北釧さんで購入しました。年末が楽しみです!!

おまけ

カニは当たり外れが大きいし、業者選びが難しい!と心底思うので、近年はカニ以外の海鮮を送っておりました。

北海道にはカニ以外にも沢山の絶品海鮮がありますよ。

北海道の取り寄せ海鮮紹介【打線組んでみたあり】

 

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