こんにちは、あさかわだです。ラー油を作って3年が経ちました。・・・とは言っても年に2回くらいなので、まだ10回作ってない!
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その芳醇な香りにより、これまでの調理方法さえも変えられてしまった。
「ラー油があるから、調理時間の節約になっているなあ」と感じるほど、素晴らしいこの調味料。
今回は我が救世主・自家製ラー油の作り方をシェアします。
もくじ
自家製ラー油の作り方
作業自体は揚げ物より簡単で、コツいらず。こんなに簡単なのに、普段の料理が劇的に変わるんですから・・・
ご覧のあなたも確実にラー油手作り党員になることでしょう。スパイスや材料の準備が一番面倒。
ラー油の材料
唐辛子粉と油だけで作るレシピも多いですが、このレシピの素晴らしい点は香りです!!
✔ ポイント 油は香りのない「菜種油」「太白ごま油」をおすすめします
ごま油のイメージがありましたが、スパイスの香りを引き立てるためには、香りが弱い油をお勧めします。
※尚、キャノーラ油はカナダの遺伝子組み換え品種を原材料とした菜種油の一種です。
✔ ポイント スパイスの量は大体で良い!
全て揃わなくてもいいし、量も正確じゃなくていいじゃないですか!何度も作っていくうちに、好きなスパイスが分ってきて調整できるようになります。色々試してみるのも楽しいですよ。
※入手が面倒そうなものはAmazonリンクを貼ってあります。貼っていないものは、割とどこでも買えます。
✔ 辛さの調整は一味で
一味のみが辛味成分なので、辛味を抑えたい人は一味を減らすとよいです。鮮やかな赤色の為に一部「パプリカパウダー」と置き換えても良いと思います。
ラー油の作り方
作業は4つ!
気をつけることは、カプサイシン成分に目や手をやられないようにすることです。
必要に応じてキッチングローブやゴーグルを使用してください。
1.スパイスの火入れ
ホールスパイスを乾煎りします。
「いい香りがしてきた〜」と思うくらいになればOK。中火くらい。
2.油に香りを移す
鍋に常温の油と煎ったスパイスを入れる。
中火にかけて、スパイスから気泡がプチプチ出てくる状態にしてキープ。
- ホール唐辛子黒くなる
- カルダモンがぷっくり膨らむ
この状態になったら、火を切ります。予熱でも火が入ります。
✔ ポイント 火加減は焦げなければOK
油温が高すぎると、香りがしっかり移る前にスパイスが焦げてしまいます。
じっくり黒くなっていくように火加減に気をつけます。プチプチシュワシュワ気泡が出るけど、ポコポコさせない程度。
まあ、焦げなければOKです。
3.一味(パウダー系スパイス)の準備
油を火にかけている間に、一味の準備をします。
ボールに一味唐辛子を入れ、水(10ml)と合わせて練ります。
これは、熱い油を入れた時に粉スパイスが焦げないようにするためです。
4.合わせる
スパイスが黒くなったら、火を切って油を少しだけ冷まします。ボールに入った水練り一味に、油を注ぎます。

熱い油を注ぐと、ジュワー!っと泡がと湯気が・・・お気をつけください!
一晩置いて馴染ませたら完成です。
✔ ポイント 換気扇を絶対にお忘れなく
注いだ瞬間が一番カプサイシンが飛び散ります。お子さんを避難させたり、窓を開けて換気をしたりしてください。換気扇は必須。
使いみち
自家製ラー油の何がすごいかっていうのは、もう香り一択です。
どんな料理も一気に香り高くグレードアップしてしまいます。これまで作ってきた「#ど生活料理」が「エキサイティングど生活料理」に昇段いたしました。
世の中のラー油使用レシピの全てをフォローできる
ラー油を作るようになってから、料理の味付けがシンプルになりました。「醤油のみ」のように。
また、薄味になりました。
うまく行けばラー油で健康になれそうですが、米も進んでしまうので肥えないようにお気をつけください。
定番の中華料理に
餃子、麻婆豆腐、中華飯・冷やし中華・担々麺・棒々鶏・・・何でもに使えます。
ネオです、ネオ餃子です。マーボー豆腐じゃない、マァポウトォフゥです。
ラー油とほぼ鶏がらスープは中華に欠かせません。
さっぱりした肉に
よだれ鶏、鶏ハム、ゆで豚などの、さっぱりした肉に最高のアクセント。
湯がいただけの鶏もも肉を、餃子のタレ(醤油・酢・ラー油)で食べたら即完売でした。
鍋にも合います。
サラダ系
餃子のタレ(醤油・酢・ラー油)がそのままドレッシングになります。
叩いて塩もみした胡瓜に垂らす。大葉のラー油醤油漬けはご飯が・・・進みます。
スープ
中華スープに一回し、香り豊かになります。
おつまみ系
冷奴のトッピングに「葱・ラー油」
ナムルにちょっぴり垂らす!
自家製ラー油の保存
太白ごま油の空き瓶に詰めたラー油を常温置き。残った分は保存瓶に詰めて冷暗所に置いてあります。
ラー油500mlは、高頻度で使っていても半年以上残っています。
それでも半年は「うまぁあああ」をキープしています。
もちろん、時間と共に香りがとぶのは確かです。
新しいのを作ると「やっぱり香りがすごい!」と新鮮な香りに驚きます。劣化してないわけではないのですね。
※油は鮮度が非常に大切で、参加した油は健康に害を及ぼす可能性もありますお気をつけください。・・・って一応書きますが、うちはみんな平気ですね。(個人の感想)
食べるラー油
みんな大好き「食べるラー油」もこれをベースに作ると、香り高いものになります。
- 入れたい具材をみじん切りにして炒める。(胡麻・ねぎ・にんにく・生姜・ナッツ・乾燥エビ・ホタテ等)
- 出来たラー油と具材と合わせる
- 醤油・コチュジャンで味付け
- 瓶詰めの際に(フライドオニオンやガーリックを砕いて入れても○)
できたラー油の一部を食べるラー油にすると効率が良いです。レシピいっぱいあります、毎回ちがっても楽しい。
使っている油について
数年前まではキャノーラ油を「体にいいもの」と勘違いして使っていましたが、今はこちらを使っています。
平田さんの菜種油です。ふるさと納税でゲットしています。
オーストラリア産のノンGMOの菜種が原料です。ベストではないですが、この油で満足しています。
コシの強い油で、安全の他に質としても気に入っています。無臭だけど、臭いが違います(笑)
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手作りラー油を手に、料理を簡素化しよう
意外と簡単に本格的なラー油が作れるのには驚きですよね。
・・・・もっと早く、自家製ラー油と出会えていたら!!大げさと思いますか?
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とはいえ、初めの一歩は後回しにしてしまいます。私が初めて作ったのは、作りたいと思った一年後でした。(てへ)
自家製の七味唐辛子・ラー油・マヨネーズは食事スタイルをガラッと変える、運命力のある調味料です。
ぜひ、手作りしてみてください!今でしょ!
私が主に参考にしていたレシピはクッキングエンターテイナー大西さんラー油です。
今は自分の好みで作りますが、私にとってはこちらが基本です。お勧め!