こんにちは、あさかわだです。今日は「濃い白だしを作ってみた」をシェアしたいと思います。
下の写真の「だし汁と調味料を合わせて作る白だし」は2〜3倍希釈にしかなりません。5人前の鍋を作ろうとすると400ml強も使ってしまいます。
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だしの香りが飛んでしまうので煮詰めたくはない。
なので、水なしで作ってみました。
・・・濃い白だし、一応できました。でも、希釈としては7倍が限界でした。
4倍〜5倍希釈で親子丼が作れ、6倍希釈〜7倍希釈で鍋が作れました。
もくじ
白だしの材料
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※濃縮タイプを意識して、だし素材を通常の2倍使用しています。(液体の量に対して8%)
※だしを引く水分として、酒を使用しています。
※白醤油は淡口醤油に置き換えても作れます。
白だしの作り方
白だしの作り方は2種類あります。(塩を白醤油の代用にするレシピは除いて)
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今回はシェアするのは
2.調味料にだし素材を入れて、だしをとる(水不使用)です。
- だし汁に味醂・白醤油をあわせるレシピはこちら 白だしの作り方【白醤油で香川県に行った気分に】
- 参考レシピはこちら まいにち、おだし/出汁専門店「おだし香紡」
すべての材料をあわせる
鍋にすべての材料をいれます。
水出しの感覚で、5時間くらい放置しておきます。
アルコールを煮切る
昆布を取り除いた後、火力をあげます。アルコールの煮きりです。
写真のようにプツプツが出てくる温度(78度くらい)に火力をキープして1分待ちます。
濾す
ザルやキッチンペーパーを使ってだしがらを濾します。
出来上がり量はおよそ350mlでした。
だしがらを更に煮る
だし素材に100mlは吸われているので・・・こら、もったいない!
だしがらで2番白だしを作ります。
鍋にだしがらを戻し、水を500ml入れました。温まればOKです。
濾して、汁物にしました。
だしがらをふりかけにする
鰹節と煮干しに醤油を大さじ2吸わせた後、フライパンで乾煎りします。
水分を飛ばせれば良いので、私はストーブの上で半日置いておきました。(北海道あるある?)
胡麻・海苔・青のりと砂糖と乾燥だしがらをフードプロセッサーで撹拌。
2番を取らないのであれば、味付けなしで「白だしふりかけ」になるはずです。
保存について
めんつゆと同じと考えれば、冷蔵保存で1ヶ月くらいはもつと思います。(濃いし)
が、白だしの魅力は白いこと。
醤油は酸化と共に色が付いてくるはずなので、1ヶ月にどんな色になっているかは不明です。
試して見る前に無くなっていました。ソーリー。
ちなみに、めんつゆ系の傷みは「匂い」でわかります。傷むというより、カビ臭くなってくる。
使用例
たった350mlの濃い白だしで、3つの料理が作れました。
鶏とキャベツの白だし鍋
- 白だし:水=1:7(8倍希釈)
- 他の調味料は不使用
- 関連記事:白だしだけでキャベツと鶏肉の鍋を作ってみた。
鶏肉のだしも出るので、だし感は満載でウマー!でした。塩気はギリギリで足し調味料を回避。
濃い味が好きな人は6倍希釈ぐらいで試してもいいくらい。
白だしの親子丼
- 白だし:水=1:4(5倍希釈)
- 他の調味料は不使用
- 卵や玉ねぎの量にも左右されるので、白だしを水で割った後、味見すると○
卵の色が綺麗で、やはり白だしイィ!と思ったけれど、いつもの濃口めんつゆの親子丼が好きだなあ。
白だしのお好み焼き
白だしを水で割っただし汁を使います。舐めて「ちゃんと美味しい」濃さのだし汁にしました。薄くないってことです。
生地のレシピはこちら
- だし200ml 白だし:水=1:4(5倍希釈)
- 小麦粉100g
- キャベツ600g
- ねぎ100g
- 卵4個
これ、お好みソースの記事の為のメニューだったんだけど・・・
ソースいらないくらい生地が美味しくてびっくりしました。
濃い白だし作りのまとめ
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ネットに濃い白だしのレシピが無いわけだ、と納得しました。8倍希釈は、濃くしたメリットを感じづらい。
一度に大量に作れば良かったか?
なんか、せっかく濃く作ったけれどあっという間に無くなって・・・あんまり長持ちした気がしなかった。笑
最後までお読みいただきありがとうございました!
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